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氷雪の門 [Movie Review]

皆さんの中には8月15日----戦争の終わった日と認識されている方が多いと思います。

私もこの映画を見るまでは、そう思っていたし、今年は終戦65年ということで、多くのテレビ番組が放送されましたね。

かつて樺太とよばれた、サハリンに住んでいた日本人にとって、戦争は8月15日を過ぎてから始まったのだと、この映画ではじめて認識しました。そのことが、この映画を見ての一番の感想です。

第2次世界大戦を語る上で、アメリカと日本の戦いに関しての情報はそれなりに多いのですが、この(かつての)日本の北の地においては、それはロシアとの戦いで、それは沖縄戦、広島、長崎の原爆、東京大空襲などと共に、語り継がれなければならない史実だと思います。

誰が悪い。。。端的にいってロシアが悪いと私は言いたくありません。
悪いのはいつだって、何人(ナニジン)でもない。 「戦うことをよし」とする「何らかの力」だと思います。
ただ、事実として、終戦が宣言された後に、樺太の住人はロシア軍の攻撃を受け、多くの方がなくなったのです。「攻撃したのはロシアだが、日本がもし、違った対応をしていれば、この人々を守れたのかもしれない。」そう思わせる描写もこの映画の中には、いくつか見当たりました。

多くを語ってしまってこれから見る人に私の感想を押し付けるのは本意でありませんが、国籍に関わらず、人であれば皆に見てほしい映画でした。辛い映画ですけれど。
http://www.hyosetsu.com/
渋谷シアターNでの上映は9月3日まで。

会場で入り口には、その映画の感想だったり、当時樺太に住んでいた方々のメッセージがピンナップされていました。
PAP_0012.JPG

(お名前など入っているので、遠くから撮りました)

その中のほとんどはこれからの平和を祈る文面でした。実は中には、「日本が朝鮮などに対して行ったことを棚に上げて、こういう映画というのは.....」という批判的なものもありました。批判的意見もピンナップされているところに、私は、潔さを感じました。

明日がこの映画の主人公の女性達(実在した方々です)の65回目の命日です。

War is over---------only if everyone wants it.

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